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デッキに置いたチークのテーブルセットとアルミのラウンジチェア

Garden Furniture / 外構工事の種類

ガーデンファニチャー

ガーデンファニチャーは外構工事そのものではありませんが、床の広さ、屋根の有無、日差しの向きによって、長く使える素材と置き方が変わります。先に椅子とテーブルの寸法を決めてから床を作る家と、床ができてから家具を探す家では、使い心地に差が出ます。ここでは、屋外に置き続ける前提で素材を比べ、置き方と手入れ、風への備えまでを順に見ていきます。

写真はイメージです(AI で作成)

Cost費用の目安
3点セットで2万円台から・屋外に常設できる作りのダイニングやソファのセットで12万〜25万円台(公開価格の一例)
Term工期の目安
据え置きなら当日。固定や下地の工事をするなら別途
Permit申請
置き家具に申請は要らない。置く床や屋根の工事は、それぞれの工事の法規に従う
Care耐用年数・手入れ
チークは手入れなしで銀灰色に変化・アルミは錆びにくい・樹脂は日差しで劣化しやすい

目安は本文の出どころにある数字です。地域・敷地・材料で変わります。

ガーデンファニチャーとは・まず決めること

ガーデンファニチャーは、庭やデッキ、テラスに置いて使う屋外用の家具です。椅子とテーブルのダイニングのセット、低いソファとローテーブルのリビングのセット、一人で座るラウンジチェア、ベンチ、パラソルが主な種類です。室内の家具と違うのは、雨と紫外線、気温の差、風にさらされ続ける点で、素材の選び方がそのまま寿命と手入れの手間になります。

最初に決めるのは、外でどう過ごすかです。食事が中心なら高さのあるダイニングのセット、飲み物を手に座って話すならソファのセット、一人で本を読むならラウンジチェアが合います。次に、年中外に置くか、季節だけ出すかを決めます。年中置くなら素材の耐久を優先し、季節だけなら軽さと収納のしやすさを優先できます。

最後に、置く場所の広さを測ります。公開されている目安では、直径約120cmの丸テーブルのセットを置くには、その二倍ほどの幅の空きが要るとされています。椅子を引いて座り、人が後ろを通る余裕を含めると、家具の寸法だけで判断した広さでは足りないことが多く、床の計画の前に家具を決めておく理由はここにあります。

素材の比べ:アルミ・チーク・樹脂・ロープ

アルミは軽く、錆びにくく、年中屋外に置くのに向いた金属です。表面は粉体塗装などで仕上げられ、雨と風からは守られますが、引っかき傷からは守られないため、硬い物をぶつけると地金が見えます。日差しで熱くなりやすい性質があり、夏の日なたに置く座面には、クッションや別の素材を組み合わせます。軽いぶん風に飛ばされやすい点は、置き方の節で扱います。

チークは油分を多く含む広葉樹で、船の甲板に使われるほど水と腐りに強い木です。収縮と反りが少なく、屋外に置くと表面がしだいに銀灰色に変わります。この変化を風合いとして受け入れれば、手入れはほとんど要りません。元の色を保ちたい場合はオイルを塗りますが、色を深くするためのもので、寿命を延ばす効果があるわけではなく、塗るなら定期的に続けることになります。重さがあり、動かすのに二人要ることがある一方、その重さが風への強さにもなります。

樹脂は、ポリプロピレンなどの成形品と、ポリエチレンの平たいひもを編んだ合成ラタンに分かれます。成形品は軽く、安く、拭くだけで汚れが落ちますが、強い日差しに長く当てると色あせや変形が進みます。合成ラタンは見た目が天然のラタンに近く、天然のものより屋外での耐久があり、金属の枠に編まれるため形が崩れにくいのが利点です。いずれも、使わない季節に屋根の下へ入れるだけで寿命が伸びます。

ロープは、金属や木の枠に幅のあるひもを張った構造で、座面に通気があり、雨のあと乾きやすいのが特徴です。クッションを置かなくても座れ、見た目が軽く、現代的な外観に合います。ひもの素材が紫外線に強いものかどうかで屋外での持ちが変わるため、年中置くなら屋外用と明記された製品を選びます。

選び分けをまとめると、年中置いて手入れを最小にしたいならチークかアルミ、季節だけ出して気軽に使うなら樹脂、通気と軽い見た目を優先するならロープ、という形になります。クッションは屋外用の速乾性・通気性のあるものを選び、雨の前には屋根の下へ入れるのが長持ちの基本です。

種類・素材費用感耐久手入れ向く家・一言
アルミ(粉体塗装)折りたたみ3点セットで2万円台から錆びにくく年中屋外に置ける水洗い。傷は塗装がはげるので注意軽く風に飛びやすい。日差しで熱くなる
チーク(天然木)高い側の価格帯水と腐りに強く反りが少ない手入れなしで銀灰色に。色を保つならオイルを定期的に重く動かしにくいが風に強い
樹脂(成形品・合成ラタン)最も安い側。ラタン調ソファ3点セットで2万円台後半日差しで色あせ・変形しやすい。合成ラタンは天然より耐久あり拭き掃除。使わない季節は屋根の下へ軽く扱いやすい。季節だけ出す使い方に向く
ロープ(金属や木の枠に張る)製品によるひもの素材が紫外線に強いかで差通気があり雨のあと乾きやすい見た目が軽い。屋外用と明記された物を

置き方・風と固定・冬の保管(ガーデンファニチャーだけの所)

ガーデンファニチャーは工事で固定する物ではないため、置き方と風への備え、季節の仕舞い方が、使い勝手と寿命を決めます。

置き方

食事をする場所なら、キッチンや勝手口から近く、屋根の下に置けると使う回数が増えます。くつろぐ場所なら、道路や隣家の窓から座った姿が見えない所に向け、夕方の西日が顔に当たらない向きに置きます。庭の広さに対して、少し小さめの寸法のほうが収まりがよく、重すぎる家具は掃除のたびに動かすのが億劫になるため、置いたまま掃除できる床の余白を残します。

風と固定

軽いアルミや樹脂の椅子は、強い風で倒れ、飛んで窓や隣家の物を傷めることがあります。台風の予報が出たら屋根の下や室内へ入れるのがいちばん確実で、入れられない大きさのソファやテーブルは、重さのある素材を選ぶか、脚に重りを付けるか、床のフックに紐で留めます。公開されている家具の価格一覧には、専用の重りを付けたモデルが別の価格で用意されている例があり、風の強い土地ではこの差額が意味を持ちます。パラソルは特に風を受けやすく、使わないときは必ず閉じ、スタンドは重いものを選びます。

冬の保管

年中置ける素材でも、冬に使わないなら屋根の下に寄せるか、カバーを掛けると汚れと紫外線を避けられます。カバーは通気のあるものにし、湿気がこもらないようにします。クッションは室内か物置に入れます。保管の場所がない家では、折りたためる椅子や重ねられる椅子を選ぶと、物置の一角で収まります。

費用の目安と内訳

ガーデンファニチャーの価格は、素材と作りの差が大きく、同じ見た目でも屋外に常設できる作りかどうかで幅が出ます。公開されている大手小売の価格一覧の一例では、アルミの折りたたみ式の椅子とテーブルの3点セットが2万円台、ラタン調の樹脂のソファの3点セットが2万円台後半、屋外に常設できる作りのダイニングやソファのセットが12万〜25万円台でした。チークや作りの良い金属の家具は、この上の価格帯になります。公開されている選び方の目安でも、樹脂は最も安く、木と作りの良い金属が高い側とされています。費用は地域・敷地・材料で変わります。

家具の価格のほかに、置く場所を整える費用を見ておきます。土の上に直接置くと脚が沈み、泥がはねるため、デッキ、タイル、土間コンクリート、または平らに敷いた砂利の上に置くのが普通です。この床の費用は、ウッドデッキやタイルデッキのページの目安を参照してください。カバー、クッション、重り、パラソルのスタンドは、家具とは別の出費になります。

見積もりや購入の前に見分けたいのは、屋外用と明記されているか、金属の部分の塗装が屋外向けか、クッションが屋外用の生地かの三つです。室内用の家具を外に置くと、一つの季節で傷むことがあります。

内訳目安変わる理由
椅子とテーブルのセット2万円台〜25万円台(公開価格の一例)屋外に常設できる作りかどうかで幅が出る
クッション・カバー家具とは別屋外用の速乾性・通気性の生地を選ぶ
重り・固定具・パラソルのスタンド家具とは別専用の重り付きモデルは別価格の例あり
置く場所の床(デッキ・タイル・土間)ウッドデッキ約2万〜8万円/㎡など各工事のページを参照

費用を左右するもの

  1. 素材(樹脂が安く、チークと作りの良い金属が高い)
  2. 屋外に常設できる作りか、季節だけ出す作りか
  3. セットの点数と寸法(ダイニングかソファか)
  4. クッション・カバー・重りなどの付属
  5. 置く場所の床を新しく作るかどうか

決め方と流れ

家具は工事ではないため工期はありませんが、床の計画との順番が要です。先に家具の種類と寸法を決め、それが余裕をもって収まる床の広さを出し、床の工事会社に図面として渡すと、テーブルと椅子を置いて人が通れる床になります。屋根の柱の位置も、テーブルの横に立たないように家具の配置を見て決めます。

床と屋根の工事が終わったら、家具を置く前に床の高さや目隠しの効き方を確かめ、座ったときの目線で向きを決めます。椀とテーブルを仮に置いて数日過ごし、日差しと風の当たり方を見てから、固定やカバーの要否を決めると、無駄な買い足しが減ります。

  1. 使い方と置く場所を決める—食事かくつろぎか。年中置くか季節だけか
  2. 家具の種類と寸法を決める—テーブルと椅子を引いて人が通れる余白まで含めて測る
  3. 床と屋根の計画に寸法を渡す—柱の位置がテーブルの横に来ないように
  4. 床の完成後に仮置きして向きを決める数日日差しと風の当たり方を見る
  5. 固定・カバー・保管の段取りを決める—台風の前に仕舞う場所を確保しておく

法規と申請

置き家具であるガーデンファニチャーそのものに、建築確認や届出は要りません。固定資産税の対象にもなりません。注意が要るのは、家具を置くために作る床や屋根、囲いのほうで、屋根のある部分は建築面積に数えられる可能性があり、壁で囲って部屋にすると増築として建築確認の対象になることがあります。これらは、ウッドデッキ、テラス屋根、アウトドアリビングのページの法規の節を参照してください。

近隣との関係では、風で飛んだ家具が隣家の物を傷めた場合の責任は置いた側にあります。強風の前に家具を仕舞うか固定するのは、法規ではなく隣家への配慮として欠かせない所です。火を使う調理器具を家具のそばで使う場合は、デッキの床材の耐熱と、煙が隣家に向かわないかを見ておきます。

失敗しやすい所

ガーデンファニチャーの後悔は、大きすぎた、風で倒れた、一夏で傷んだ、の三つに集まります。寸法を測ってから選ぶこと、素材を置く期間に合わせること、風の備えを最初から考えることで、ほとんどが避けられます。

  • 庭に対して大きすぎたなぜ家具の寸法だけで判断し、椅子を引く余白と人が通る幅を見ていない。避け方丸テーブルなら直径の二倍ほどの幅を目安に、床の図面に家具を描き込んで確かめる。
  • 風で倒れて窓や隣家の物を傷めたなぜ軽いアルミや樹脂の椅子を固定せず、台風の前に仕舞わなかった。避け方強風の予報で屋根の下か室内へ。入れられない家具は重い素材を選ぶか重りや紐で留める。パラソルは必ず閉じる。
  • 一夏で色あせ・ひび割れが出たなぜ室内用や季節用の樹脂の家具を、日なたに年中置いた。避け方年中置くならチークかアルミ、屋外用と明記された製品にする。樹脂は使わない季節に屋根の下へ。
  • 夏に座面が熱くて座れないなぜ金属の座面を日なたに置いた。避け方屋根やパラソルの下に置く。座面はクッションや木・ロープにする。
  • チークの色が変わって驚いたなぜ屋外では銀灰色に変わる性質を知らずに選んだ。避け方変化を風合いとして受け入れるか、色を保つならオイルを定期的に塗る前提で選ぶ。

選ぶときに確かめること

家具は見積書ではなく製品の説明で確かめることになります。店や通販の説明に次の点が書かれているかを見て、書かれていなければ問い合わせます。

印はこの端末の中だけで、どこにも送られません。

一緒に考えたい工事

家具を置く床は、ウッドデッキかタイルデッキ、または土間コンクリートで平らに作ります。雨の日や夏の日差しの中でも使うならテラス屋根を、座ったときの人目が気になるならフェンスか目隠しを、夜も使うなら外構照明と屋外コンセントを、床の工事と同時に計画します。食事や調理のあとの片付けには立水栓が近くにあると楽です。家具を部屋のように組み合わせて使い込む計画なら、アウトドアリビングのページも合わせて読んでください。

よくある質問

年中外に置いても大丈夫な素材はどれですか。

チークとアルミが候補です。チークは油分が多く水と腐りに強く、手入れをしなければ銀灰色に変わります。アルミは錆びにくく軽い反面、風に飛ばされやすく、日差しで熱くなります。樹脂は季節だけ出す使い方に向き、年中置くなら屋根の下に寄せると長持ちします。

チークにはオイルを塗るべきですか。

塗らなくても寿命に差はなく、銀灰色の風合いになります。元の色の深みを保ちたい場合はオイルを塗りますが、色のためのもので、塗り始めたら定期的に続けることになります。どちらの見た目を好むかで決めてください。

風で飛ばされないようにするには。

台風の予報が出たら屋根の下か室内へ入れるのがいちばん確実です。入れられない大きさの家具は、重さのある素材を選ぶか、脚に重りを付けるか、床のフックに紐で留めます。専用の重り付きモデルを用意している製品もあります。パラソルは使わないときは必ず閉じます。

どのくらいの広さがあれば置けますか。

公開されている目安では、直径約120cmの丸テーブルのセットには、その二倍ほどの幅の空きが要るとされています。椅子を引いて座り、人が後ろを通る余裕を含めて、床の図面に家具を描き込んで確かめるのが確実です。

価格はどのくらい見ておけばよいですか。

公開されている大手小売の価格一覧の一例では、アルミの折りたたみ3点セットが2万円台、ラタン調の樹脂のソファ3点セットが2万円台後半、屋外に常設できる作りのダイニングやソファのセットが12万〜25万円台でした。チークや作りの良い金属の家具はその上の価格帯になります。

デッキの上でバーベキューをするとき、家具のそばで火を使えますか。

家具そのものより、床と煙に注意が要ります。天然木や樹脂木の床の上で直接火を使うと焦げや変形の原因になるため、タイルや土間の場所を使うか耐熱の板を敷きます。煙とにおいが隣家に向かわないか、自治体や管理規約に決まりがないかも先に確かめます。

参考にした資料

  • コメリ ガーデンクラブ「ガーデンファニチャーの選び方」(www.komeri.com)— 樹脂は軽く安いが日差しと雨で劣化すること、チークが最も人気で耐久があること、直径約120cmの丸テーブルのセットにはその二倍ほどの幅の空きが要ること、パラソルにはスタンドが要ること、価格は樹脂が最も安く木と作りの良い金属が高い側であること
  • コメリ ガーデンクラブ「チーク材について」(www.komeri.com)— チークは収縮と反りが少なく、屋外では銀灰色に変わること、手入れがほとんど要らないこと、オイルは色を深くするためのもので定期的な塗り直しが要ること
  • CAMP HACK「ガーデンファニチャーの素材」(camphack.nap-camp.com)— チークに油分が多く船の甲板に使われるほど信頼性が高いこと、金属の家具は日差しで熱くなりやすいこと
  • hinata「ガーデンファニチャーの選び方」(hinata.me)— 年中屋外に置くならチークなどが候補になること、重すぎる家具は掃除の手間が増えること、庭に対して少し小さめの寸法が収まりがよいこと
  • 建材サーチ「ガーデンファニチャーの選び方」(kenzai-search.jp)— アルミ・ステンレス・樹脂製ラタン・人工木など手入れの軽い素材が主流であること、年中置くか季節だけかで素材の選び方が変わること、屋外用クッションは速乾性・通気性を重視すること
  • Build.com「Outdoor Furniture Materials」(build.com)— アルミが軽量で耐食性があり年中屋外に向くこと、塗装は雨風から守るが傷からは守らないこと、ポリプロピレンの樹脂が強い日差しで変形しうること
  • Galaxus「Garden furniture materials at a glance」(www.galaxus.ch)— 合成ラタンがポリエチレンの編み素材で、手入れをすれば天然より耐久があること
  • 大手家具小売の通販サイト ガーデンファニチャーの価格一覧(2026年11月閲覧)(www.nitori-net.jp)— アルミ折りたたみ3点セット約2.4万円、ラタン調ソファ3点セット約2.6万〜2.7万円、屋外対応のテーブル・チェアセット約12万〜25万円台、専用ウエイト付きモデルが別価格で用意されている例

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